一級建築士試験の個人的見解【学科編】
1.ご挨拶
いかがお過ごしでしょうか。
おおよそ一年(と三か月)ぶりの更新となります。お陰様で去年に書いた記事もある程度のアクセスがあったみたいでありがとうございます。内容はどうあれ覗いて下さっただけで嬉しい限りです。
さて、今年も一級建築士の試験が控えております。学科試験から挑戦される方は残り3ヶ月で試験、製図試験の方も残り半年となりますでしょうか。挑戦される各々が仕事とうまく付き合いながら日々、勉強に努めていると思われます。
そんな勉強に忙しい方や全く関係ない方への息抜きというか暇潰しに一級建築士試験の勉強方法というか捉え方について、個人的な見解を書き残しておきます。正直、役にも立たないクソ情報だと思うので、休憩時間にでも肩の力を抜いて流し読みするのがベターだと思います。細かい勉強のやり方や情報なんかは他のサイトを参考にしてください。
前置きが長くなりましたがそれではどうぞ。
2.一級建築士学科試験の勉強の仕方
偉そうに学科試験の勉強の仕方と書いておりますが、学科試験の5科目全てに共通する答えは一つです。
他人より多くの勉強時間を作ってください。
もうこれ以外の答えが無いです。
他人より多く“勉強する”ではありません。他人より多く“勉強時間を作る”です。
自分はあの人よりこの部分を多く読んでる知っている問題を解いた...そんなの個人的な主観でしかありません。そんな事よりも平日3時間で休日は8時間勉強しているとかの方がわかりやすいですし、それでどの程度進んだかによってペースも比較できます。単純ですけど学科試験に落ちる人って勉強時間を問われると案外やっていません。
それともう一つコツがあるとすれば、例えば「今日はもう何もしたくない今すぐ布団に入って寝ないと死ぬ、さようなら...」という日があったとします。
とりあえず1問でもいいので何か問題を解いてみてください。
もしそれでも無理なら寝ましょうおやすみなさい。
しかしこれが面白いもので、1問解くだけで意外と他の問題もやる気になって勉強が進むことがあります。勉強のやる気は勉強をやる事でしか起きないとどこかで聞いたことがあります。そんな訳でとりあえず椅子に座って一問解いてから行動を決めましょう。
本当に死んだらすいません。
さて、勉強の仕方のまとめですが
・勉強時間を他人より多く作る
・一日一問以上解く
この二つを私は徹底しました。実践しました。
基本的で当たり前な事ですがどうか頑張ってみてください。
3.各学科の特徴と勉強方法
もしかしたらこれがこの記事のメインなのかもしれません。しかし量は大したことないので許してください。では5科目ごとにまとめます。
0.全科目共通
・問題文より解説文を熟読する
問題文だけ読んで答え選んで当たった間違えたみたいな勉強をしてると、本番で「てにをは」を変えられただけでさよならバイバイです。理想は過去問全てに対して解説文を書ける事です。過去問集にある解説文をよく読みましょう。
1.計画
・写真や動画なんかも見ておく
実はこの科目が一番点数に伸び悩む人が多いです。ある程度割り切って頻出するワードはネットで調べて画像や動画なんかと結び付けておくとそこそこ記憶に定着しやすいかもです。
2.環境、設備
・内容をもう少し掘り下げてみる
あらゆる現象や事柄について、こうであると覚えるのではなく、なぜそのような結論に至ったのかを問題の解説文を交えながらよく考えましょう。数値や手法のほとんどがそうなった経緯と理由が多くある科目かと思います。理由は意外と単純だったりします。
3.法規
・勉強というより練習に近い
法令集という諸刃の剣を用いての教科です。勉強の質もそうですが、この科目だけは法令集という装備を使ったレベル上げに近い科目だと思います。要するにひたすら回数をこなして詠唱速度を上げてください。法令集と仲良くなりましょう。
4.構造
・焦らず丁寧に解いていく
計算問題も記述問題もミスが出がちな科目です。割と時間が余る科目だと思うので、丁寧に一個ずつしっかりと解きましょう。図やグラフを用いて自分で説明できるようになるとケアレスミスを減らせると思います。文章だけで終わらせない事。
5.施工
・イメージしながら問題を解く
実際の現場を実体験でも想像でもいいので、できるだけイメージを持って問題を解くのがいいと思います。根拠や理由ももちろんですが、どちらかというと雰囲気に任せて理解していく方が意外と覚えてたりする気がします。
4.最後に
なんか余計な事を書きすぎた気もしますが、自分はこんな感じで時間かけて勉強していたのをまとめて書きました。
参考になるかどうかはかなり怪しいですが、息抜きや暇潰しになったなら幸いです。
自分が一番気持ちのいい勉強の仕方や思考を持つのが一番だと思います。
今年に受験される方の合格を祈っております。
時間あったら製図のコツでも書こうかと思います。
それでは。